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忍者屋敷に手を付けるのか

我が家には洗濯ゾーンに続いて二畳ほどの作業部屋がある。

突っ張り棒を複数張り巡らし
ここで洗濯物をハンガーに引っかけたりピンチにはさんだりしてから
まとめて外の物干しに干すだけなので
暑さ寒さや日焼けも最小限にとどめられ便利だ。


住み始めた当初は琉球畳が四枚敷かれ
家事室と称してアイロンやミシンができるようにと
据え付けられた座卓で手芸やトールなどもしていたのだが

それらの在庫はあっという間に増えて作業を圧迫し、

座卓は、週一に個配される食品用の発砲スチロール箱置きになり、

宅配されてくる水置き場になり、

猫のトイレの砂の在庫置きになり、


もはやここは納戸以外のなにものでもない
ということに気づいたので

数年前に知り合いの大工さんに頼んで
フローリングにしてもらった。

おかげでなんのひけ目も感じることなく
作業部屋は納戸へと華麗に変身した。






忍者屋敷に手を付けるのか_f0110840_23441341.jpg








これで安心して何でも置ける。


と、思ったら

この部屋、キッチンにも通じているが

玄関から入った廊下側からも出入りができ、
反対側には勝手口もある。
つまり三方にドアがあり、残り一面は窓。

ここはただの納戸ではななかった。

いや、最初から通路だったのかも。

だいたい、四方に壁がないのにモノを置くか。
うすうすそんな疑問も抱いていた。



それが、先日からこの暑苦しい空間を通り抜けるとき
非常に不便で不快で素敵でない感じがすると思ったら、



この突っ張り棒が徐々に下がってきて


なんと目の高さにまで落ちてきてたのだった。


忍者は毎日苗木の上を成長とともに飛ぶので
そのジャンプの高さもだんだんと磨かれていくという。
突っ張り棒も一ミリ一ミリ下がって来てたから
毎日普通にこの下を通れてたのかな、ワタシ。



実は、突っ張り棒には洗濯をするときにここに干して・・・と書いたが


当然ながら

物干しから戻した、いくつものピンチを洗濯物を釣ったまま引っかけ、

クリーニングから戻ったモノを仮置きと言いつつ引っかけ、

犬の散歩用の外套類数着を夏だというのに今だ引っかけ、

アイロン待ちのシャツをひっかけ、



ありとあらゆるものをこれでもかとぶらさげていた。


目の高さ、と言ってもさらにそこから下へいろいろなものが垂れ下がり視界を邪魔し


飲み屋ののれんをくぐるように
手でかき分けながら通・・・るにしても



家を歩くのにこんなに腰、曲げるか?


てなるまで気がつかないってどう。


「へぇ〜、あんたもいつのまにか大きくなったもんだねぇ」って言う
我が子や観葉植物に対する気づきとはずいぶん違う。



やはり室内にこんなジャングルがあるのは

大変イケナイことだと反省した。


引き出しの中の整理も大事だが
ココって一番やった方がいいとこでないか?
いや、絶対そう。


この夏、ここから手を付けようか。


・ ・・あ、でもここクーラーないしな。
涼しくなったら・・・。


絶対いたしますから。

by dorothy_pc06 | 2011-08-10 23:44 | ホントは片付けたい